今考えると、あの時の同僚も友達もHSPだったかもしれません。
その人はいつも周りをよく見ているし、細かい事に気が付くのでなんとなく気を使ってしまいます。
こんにちわ、sekaiinaです。本人が気が付いているかは別ですが、周囲にありふれていてもおかしくないですよね。
私はHSPの誰かに出会ったことにより、HSPである自分自身を客観的に考える良い機会になりました。
ここでは私が感じたHSPらしき人の特徴をケースごとに紹介します。HSPの特性はコントロールが重要という事と、さりげなく誰かをフォローできると素敵ですねというお話です。
敏感で繊細で周囲をよく見ている人
身を守るために周囲の情報を過剰に集めてしまう
〈ケース1〉何も言ってないのに・・・
今日、消しゴム忘れちゃったな。どうしようかなぁ・・・
これ使う?私のでよければ。
気が利く人だなぁ。そんなに消しゴムが無いのが顔に出ていた?
助かるけど、よく見られているのかな・・・
このような経験はないでしょうか?私は結構あります。誰でも気が付くことかもしれませんが、毎回続くとなんとなく違和感を感じます。
あなたの周りで学校にも職場にもよくある出来事ではないでしょうか?HSPだからと言ってさほど特別なことではないのです。
学校でも職場でも、自然とお話をしたり仲良くなることもあると思います。
〈ケース2〉相手の体調にも敏感
今度ご飯、行きませんか?
最近はなんか疲れ気味だけど、
ご飯行きたいし大丈夫そうだなぁ・・・
是非行きましょう。楽しみですね。
なんか疲れていそうなのでまたの機会でいいですよ。
いつがいいですか?
このように逆に断られたりします。また極力合わせてくれることが多いです。
〈ケース3〉言葉に敏感、傷付きやすい
あの人とてもお話が上手で聞きやすいね?
私は話すのがあまり得意じゃないから・・・ごめんね。
そういうつもりはないけど傷ついてしまったかなと心配になります。
〈ケース4〉正確な情報に訂正したい
はぁ〜明日から学校休みだ
明日は午前講義があるから明日の午後から休みだね。
正確な情報へ訂正が入ります。
〈ケース5〉身を守るためにギロギロと観察
中には職場では自分の身を守るために必死に立ち回っている方もいました。
悪気は無いにしても常に周囲をギロギロと観察する。「嫌な仕事を回されそう」など何かを察知するとトイレに逃げたりします。とにかくよく見ているし、記憶力も抜群にいい気がします。こちら側からしたら、あまりいい気はしません。
とはいえ何気ないお話もよく覚えていて小さなズレにもすぐに気が付くとても優しい人です。私たちHSPは身を守るという気持ちからつい周囲の情報を過剰に集めてしまいます。
HSP同士の感じ方
自分を覗かれている様な気がする
なんとなく自分自身より先回りされる事が多くなってくると、
なんとなく怖いというか気が重くなってきます。どんどん逃げたくなってしまいます。
本人も自分自身について100%理解しているわけではないので、
自分がわからない変化まで察知されているとなんだか言われた通りな感じがするけど・・・
違和感を感じます。
とても気がきくやさしい人なはずなのに、
自分自身を勝手に覗かれている様な気がして少しずつ距離を置く様になってしまいます。
お互いに余計に気を使ってしまう
いつも合わせてもらって悪いなぁ・・・
せんさい子さんは楽しめているのかなぁ?
お互いに気を使っている気がして私はあまり楽しめませんでした。
とても優しい人だし気がきく人なんだけど、一緒に居るといつも以上に疲れる気がする。
HSPを客観的に考えた結果【やめた事3つ】
HSPのわたしが気が付いた事
私のHSPやエンパスという特性は
周りにはどう写っているのかなぁ?
HSPの特性を知っていくうちに、過去に出会ったあの人たちもHSPなのではないかと思いました。そして同時にHSPではない人の純粋な鈍感さに安心できたり癒されたりすることにも気が付きました。
私も実際に、友達から「なんでそんなに本当の事をいうの?」と言われたこともありました。
HSPが持っている敏感で繊細な特性が緊張感を生んでいる事もあると思うのです。
やめた事3つ
1:「行動や気持ちの先回り」をやめた
本人の行動や気持ちは本人のものですから、本人の選択で表に出てくるまで勝手に予測しない方がいいと思いました。
2:「過剰に合わせる事をやめた
ついついHSPの私たちは、謙虚な気持ちで自分を後ろにまわしてしまう。しかし自分自身でいない事がとても失礼でつまらないではないかと思うのです。
3:「ギロギロと観察する事」をやめた
嘘を付いていると思ってもガツガツしない。何かの事情があるのかもしれませんし、少し勇気を持って表に出てくる言葉を待つ事が信頼関係にも繋がります。本当に何か問題があれば少し距離を置くというシンプルな付き合いがいいと思います。
HSPの特性はコントロールするべき
特にHSP同士ならば自分自身でHSPの特性をコントロールしてON/OFFしながら付き合っていくことです。
お互いに敏感で繊細な特性を持っているわけですから倍疲れてしまうかもしれません。
お互い少しの言い回しや表情の変化で「察知された」とわかってしまうので、話しするのも結構気を使ったりします。より精度の高いコミュニケーションを求められます。
自分がONの状態で疲れてしまう様に、HSPである相手も疲れさせている場合もあるからです。自分のためにも周りのためにもより心を緩めてOFFが必要です。
お互い心を緩めて理解し合えればすごく気が楽になるかもしれません。
HSPの誰かに出会ったHSPのあなたへ
繊細で敏感なHSPへ手を差し伸べよう
学校や職場で、少し敏感で繊細すぎるなと感じる人に出会うかもしれません。そんな時はHSPに気が付いた少しだけ先輩のあなたがさりげなく手を差し伸べてあげてはどうでしょうか?
敏感すぎる繊細すぎる特性で周囲とうまく行っていない場合もあるかもしれません。
そんな時はゆっくり落ち着いた空間で一緒に休憩したりさりげないフォローができると良いですね。
しかし押し付けがましいアプローチはNGですし、突然HSPだよと言ってもビックリ動転してしまいます。
過去の私たちのように、自分のHSPという特性に振り回されて疲れているその人に、
私たちが出来ることも充分あると思います。
さりげなさを演出できるHSPのあなた
本来HSPの方はどなたもとても魅力的な方ばかりだと思います。少し先輩のHSPの方が自身の経験からさりげなく助けてくれる。その余裕とさりげなさがとてもお洒落ですよね。
さりげなさを演出できるのも敏感で繊細なHSPだからこそです。人間関係においてさりげないシンプルな距離感を実現できるのも敏感で繊細なあなたです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。またHSPとの付き合い方についても書いてみたいと思います。フォローやチェックして頂けたらうれしいです。では次の記事でお会いしましょう。
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