こんにちわ。僕は高卒で工場で働きながらプログラミングを勉強して、
今はIT企業に勤めています。先日、上司に率直な意見を伝えたところ、
上司は「苦労した人は扱いにくい」と周囲に言っていたようです。
こんにちわ、sekaiinaです。
わたしも「苦労した人はひねくれる」と言っている人がいて、
それを聞いたときとても気分を害しました。
今回の記事では、苦労について考えてみたいと思います。
「苦労は買ってでもしろ」という、ことわざもありますが、
苦労を知らない人から見れば、「苦労は無駄」のようです。
「人は苦労するとひねくれる」とまで言うその言葉の裏には何があるのでしょうか?
そして、苦労せざるを得ない人は、どうやって乗り越えればいいのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
苦労って何?
苦労って何?て聞かれると、昔と今では苦労の度合いも全然違うと思いますし、
なかなか的確にズバリとは言い切れないので、現在のパターンで例を出してみます。
僕は、5人兄弟の長男でなんとなく大学進学は経済的に難しいのかな
と感じていて、この道を進むことにしたんです。
余裕のある家庭ならば働きながら睡眠時間を削りつつ学び、
目標の道を目指すという少し遠回りをする必要はなかったけれども、
自分の為にもそうせざるを得えない。
特に若い時の苦労は、
親の経済力だとか家族構成、家族の状況によって大きく左右されてるように見えます。
なのかもしれません。
あまり言いたくはないのですが、父が高校生のときに亡くなってしまったことも、家から工場で働くことを決めるきっかけになりました。本当は、新聞奨学生も考えていて、大学でマーケティングを学びたいとも思っていました。
新聞奨学生について興味がある方、または気になった方は
是非合わせて読んでみて下さい。
苦労は買ってでもしろ!は嘘?
苦労はただすればいいのか?といえば、それは違います。
苦労したからと言って誰もが羨む人間性が手に入ると言うことではありません。
苦労を糧にできる人と、苦労に負けてしまう人がいるようです。
苦労の中にも「その先を見る力」が試されるような気がしています。
無闇に苦労に手を出して、苦労に飲まれてしまうと、
苦労まみれで何も得ない人生になってしまいます。
苦労は買ってでもしろ!は少しリスキーですね。
同じ苦労をしても結果はそれぞれ
苦労を糧にした人
確かに苦労する事によって、
- 人間力がアップする
- 人に優しくなれる
- 人としての厚みが出る
と言うのは本当です。
苦労していない人、苦労できなかった人は
「苦労を糧にし乗り越えて来た人」を羨ましく思うこともあるようです。
自分には手の届かないものを持っている気がするからです。
やはり、苦難を乗り越えてきた人間力はそう簡単には手に入りません。
妬みから、「昔は貧乏だったくせに」と悪口を言う人もいるようです。
悲しいですが、気にしない方がいいですね。
苦労に負けた人
最初は苦労は買ってでもする!と意気込み勇んでいた人も、
苦労まみれで何も得ない人生になってしまうと、
最後には苦労に負けて擦れた人になってしまいます。
頑張ったって意味はないし、
人なんてどうせ裏切る。親だって裏切るんだ。
こんな自分も大嫌いです。
世の中を憎み、自身の境遇を恨み、自分自身を嫌いになる。
なんで自分だけこんな目に合わなければならないんですか。
確かに、理不尽な苦労が続くと悲観的な気持ちになり、何をやってもダメな気がしてきます。気持ちもネガティブ、後ろ向き。
ポジティブはただのバカです。本当のことを知らないだけです。
その攻撃性は、世の中に向かい誹謗中傷を繰り返すような人になってしまいます。
この状態の人が、本当の意味で
- 「苦労した人は扱いにくい」
- 「苦労した人はひねくれる」
と言われる人ではないでしょうか?
一概に、「苦労した人は扱いにくいし、ひねくれる」は、
間違いではなさそうです。口に出すことでは無さそうですが。
理不尽な苦労を強いられたら・・・
そんなこと言っても、
自ら選択した苦労ではなく、理不尽な苦労を強いられることもあります。
まさに今の状況のように、何が起こるかわりません。
今どうしても自分の力では出口が見えず、現状の維持が精一杯。この先に希望が持てない。
もう「生きているのも辛い」と思っている人が一定数いると思います。
小さな希望を見つけよう!
自分の心の中に小さな光でもいいですから希望を見つけて欲しいです。
自分の心だけは、苦労に負けてはいけません。
小さな希望でも向かっていかなければなりません。
- 牛丼に卵をつけよう。
- 帰ったら好きな動画をみよう。
- 今日は天気が良かった。
- 夕日が綺麗だった。
胸が少し温かくなる希望に心を向けてください。
おすすめな本<1択>
ここでおすすめな本があります。
「夜と霧」
戦後間もなく出版された世界的ベストセラーで今も読み続けられている名著です。
是非参考にしてください。
強制収容所を体験した中で見つけた、
絶望的な環境で「どのような人が奇跡的に生還できるのか」
答えが書かれています。
重いテーマですが、読み終わる頃には不思議と自分の心にも希望が宿ります。
新訳の方が、アウシュヴィッツの過酷な強制収容所の状況をマイルドに伝えています。怖いのが苦手と言う人は新訳の方がいいですね。
私は、両方持っています。何回も読みました。
最後にまとめ
今まさに苦しい状況の方へ、少しでも心に希望が宿りますように願っています。
自分以上の何かに挑戦しようとした時、少なからず苦労が生まれます。
自分が苦労して今の場所まで来た事について、誇りを持ちましょう。
あなたは勇敢にも苦労に立ち向かい乗り越えたのですから。
苦労をしなくてもよい裕福で恵まれた人から、心ない事を言われたとしても
耳に入れない事です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
私は苦労に負けそうになった事が何回もあります。
そして裕福な恵まれている人が羨ましかったです。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
ブログやサイトであなたの苦労を、ためになる情報として発信してみませんか?
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そしてあなたの思い出になり財産になります。一緒に始めましょう!
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