高校を卒業したら、都会生活にも憧れているので、
東京の学校へ行って学びたいです。
でも、僕の家はあまり余裕がなくて、
家から通える学校にしてほしいと言われています。
東京へ出て憧れの場所で学生生活を送ることは、
想像しただけでも楽しくなりますね。
方法がないわけではありません。
高校を卒業したら、地元を離れて憧れの東京生活をしたい!
しかしご両親の経済的理由などで断念せざるを得ない状況の方もいると思います。
自分の人生ですから自分にとってどうすることが良いのか、自分で決めなければなりません。
憧れの東京で自立しながら学生生活を送る方法があります。
しかし楽ではありません。あなたはどうしますか?
新聞奨学生って知ってる?
大手新聞社5社系列の新聞販売店に住み込み
大手新聞社5社系列の新聞販売店で「働きながら学ぶ」制度です。
- 朝日新聞奨学会
- 毎日新聞育英会
- 読売新聞育英奨学会
- 産経新聞奨学会
- 日経新聞奨学会
「働きながら学ぶ」制度
各社下記の条件で「働きながら学ぶ」ことができます。
- 給料と学費が支給される制度です。
- 返済は卒業時に返済不要
- 完全個室を無料貸与
- 給与などで生活の心配なし
各新聞社、細かい条件が違ったりするので、各新聞社の資料を請求してじっくり比べてみるといいと思います。また自分に合ったコースを選択することが大切です。無理は禁物です。
学校の場所によっては普通なら家賃が高すぎて住めないような東京の港区、渋谷区などに
住み込みで働くことができます。
提携通学校かチェック
まず自分が行きたい学校が新聞奨学制度の利用が可能かどうか確認してみましょう。
新聞社の中でも全てが利用可能と限りません。
- 4年制大学
- 各種専門学校
- 予備校
予備校に通いながら新聞奨学制度を利用することは可能ですが、あまりオススメしません。
目的は「大学合格」ですから時間を惜しまず勉強しなければならないので、
新聞奨学生をしていてはなかなか集中して勉強は難しいかもしれません。
慎重に考えよう新聞奨学生
新聞奨学金制度には注意しなければならない点があります。
それ相応の「覚悟」がないと続けることは難しいです。
安易に始めては取り返しのつかないことになります。
しっかりと情報を得ましょう。
新聞奨学生の生活は各新聞販売店で決まる!
新聞販売店も都内に沢山ありますから、なかなか全部の新聞販売店にパンフレット通りの待遇が反映されているわけではなく、新聞奨学生の生活は新聞販売店の店内規則・方針に大きく左右され著しく学業が困難になるケースもあるようです。運任せなところがあります。
途中で辞めれない
契約した期間は絶対にやり通す。
返済不要の奨学金とは言いますが、実質は販売所への借金であり、
既定の年数働きながら返済していくというような感じです。
途中でやめた場合は一括で返済しなければなりません。
この、辞められないということから
「追い込まれてしまう人」もいるようです。
今まで経験したことのない人間関係
世の中にはいろいろな人がいます。
そして新聞販売店では、「今まで経験したことない人間関係」を経験し、
自分がいかに恵まれた状況にいたのかと思い直すこともあるかもしれません。
思い描いた学生生活ではない
学校の友達が放課後楽しそうにゆっくりしている中、
自分は配達のために猛スピードで帰らなければなりません。
朝3時から雨の日も台風の日も、雪の日も配達です。新聞奨学制度は仕事が優先です。
授業はとても眠くて、定期試験は一苦労です。
また慢性的な寝不足のため学校へ行かなくなってしまう学生もいて、
「何のために苦労して新聞を配っているのか」
分からなくなってしまうということもあります。
配達中に、なにか「自分が底辺にいるような感覚」になるかもしれません。
それでもやる!あなたへ
僕は、どうしても東京に出たいし、
将来はプログラミングを仕事にすると決めています。
その過程の2年間は何としても我慢する覚悟があります。
おすすめ新聞社
おすすめ新聞社は「日経新聞社」です。
- 学費全額貸与
- 4週6休・集金なし
- 全完全個室、全シャワールーム、シャワートイレ完備
- 全室にエアコンまたはクーラー完備
日経奨学会ならではの充実した制度と設備です。
休みが多いことと集金がないことが大きいです。
原付免許取得
さらに原付の免許をとっておきましょう。
配達は自転車か原付です。断然、原付の方が体力を温存できます。
念のため奨学金を借りておく
念のために日本学生支援機構の奨学金を借りておくことです。
「自分は大丈夫だ」と思っていても必ず辛いと思う時が何回か来ます。
本当に無理となってしまった時に、
親にも迷惑をかけれないしということで、
最悪の決断をしてしまう学生もいるようです。
無事に新聞奨学生の期間を卒業できればそのまま返済すれば良いことです。
最後にまとめ
新聞奨学生制度を活字で読むと良いところばかりの制度に思えますが、
本当に自分が目的としていることが達成できるのか、真剣に考えた方がいいです。
ただ2年間新聞だけ配って、
学校にはお金を払ったけど何も得られなかったというのは悲しいです。
自分の時間をお金に変えてそれを受け取っている人がいることをしっかり覚えておいてください。そして無駄にしないでください。
今は時代も変わりお金を稼ぐ方法も沢山あります、
少し自分でお金を貯めてから行きたい学校に行くのも手ではないでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
新聞奨学生はとにかく辛いです。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
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