社会人になってから医療に興味をもちました。
年収も今よりは良くなると思うので、
大学に入り直して薬剤師を目指そうと思います。
こんにちわ。sekaiinaです。
社会人になってから新たに興味を持つ分野が見つかったり、
新しい道を選択する方も結構いらっしゃいますよね。
何かのきっかけで興味を持つ分野が見つかり、様々な理由で新しい道へ挑戦する方、
挑戦しようとしている方もいると思います。
社会人から薬学部を目指している方へ、学生生活や薬剤師資格を取るまでの過程を紹介し、
社会人からの薬学部受験、薬剤師取得は可能かどうか考えていきたいと思います。
社会人から薬学部受験、薬剤師資格取得は可能!
可能か不可能かで答えるならば、
社会人から薬学部合格、薬剤師資格取得は可能です。
しかし、並大抵のことではありません。経済的にも、スケジュール的にもとても大変です。
- 薬学部受験:
一般的な学力を有していれば特に私立薬学部については入りやすいように思います。 - 薬剤師国家試験:
1日のほとんどの時間を勉強に費やさなければ難しいかもしれません。
経済的サポートと自分自身の覚悟があれば成し遂げることは「可能」です。
薬学部受験の4つの方法
入試の方法としては、4つです。
- 一般入試
- センター入試
- 社会人入試
- 編入学入試
社会人入試・編入学入試
社会人入試や編入学入試は概ね下記の条件で出願資格を提示しています。
また、目指している大学が社会人入試や編入学入試を実施していない場合もあるので、
要チェックです。
社会人入試の出願資格
高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者であり、
出願時点で1から2年以上の職務経験を有する者
2年時編入の出願資格
- 大学を卒業大学に2年以上在学し、62単位以上を修得
- 理系短期大学を卒業
- 工業系高等専門学校を卒業
- 医薬、環境、化学技術に関連する専修学校を卒業(修了)
- 上記と同等以上の学力があると本学が認めた者
3年時編入の出願資格
- 4年制薬学部
- または医学、歯学、獣医学等の6年制大学
- または看護学等の医療系4年制大学を卒業
- 4年制薬学部または医学、歯学、薬学、獣医学等の6年制大学
- または看護学等の医療系4年制大学に2年以上在学し、62単位以上を修得
2年時編入よりも3年時編入の方が専門性が増しています。
各大学で出願資格が違っているので、
個別に確認し当てはまる大学があれば挑戦してみるといいと思います。
おすすめ受験方法
社会人入試や編入学入試はとても狭き門になっています。
学力に加え人間性や、将来の志などもみて総合的に判断されます。
学力に自信がある方で、医療の専門性には自信がないという方は
編入学試験はもちろんさらに、センター入試に挑戦してみてはどうでしょうか、
先ほども言いましたが、私立薬学部ではレベルがマチマチです。
センター入試の方式も今後、変わってしまうかもしれませんが。
対策がし易いと思います。
また予備校に通うこともおすすめです。
やはり入試の情報をしっかり把握してから挑む方が効率が良いです。
大手予備校では蓄積されたノウハウがあるのでそれを活用しましょう。
薬学部6年間の学費
薬剤師になるには6年制の薬学部に行かなければなりません。
- 国立大学で6年間で約350万円
- 私立大学6年間で平均約1200万円
特に私立薬学部では「薬剤師国家試験合格に力をいれている」ため
スケジュール的にも忙しく出席も厳しいです。
大学に通いながらバイトをして生活をすれば、
なんとかなると思っています。
バイトはすごく頑張れば出来るかもしれませんが、
おすすめしません。
特に実験の実習は終わる時間がバラバラです。
スケジュールを組むのが難しいです。
月12万の奨学金を借りている学生もいるようです。
大学生活
現役生とは違う
せっかくまた学生を経験できるので、
昔みたいに楽しみたいと思っています。
僕の大学時代も楽しかったので、楽しみです。
自分なりに昔のように学生生活を楽しもうと思っていても、
そこにはやはりギャップがあってサークルや部活動なんかでも
自分が現役の頃とはまた違うスタンスで臨む必要がありそうです。
各学年、現役ではない学生が何人かはいますが、ほとんどが現役生か1浪2浪あたりです。
僕は、年齢が違っても気にしませんし、普通に仲良くしたいです。
年齢が離れていても大丈夫と思っていてもやはり、
社会にでたことのない現役生からしたら気を遣いますし、
こちらもタメ口に戸惑うかもしれません。
対等な友達として過ごすことには努力が必要です。
6年間もありますので尚更です。
割と薬学生の雰囲気も保守的な傾向があるかもしれません。
孤独に学ぶ覚悟が必要
定期試験の科目数も多く、
縦の繋がり、横の繋がりを持ち「情報を共有」しながら
攻略していかないと厳しいところもあります。
6年時は月に1回試験です。基準に満たない場合は、卒業試験が受けらません。
また卒業試験に落ちてしまうと卒業延期で国家試験が受けられません。
留年率も高く、油断をしているとすぐに留年になってしまい、学費もかさみます。
また5年時には実際に薬局や病院で実習が3ヶ月ずつあります。
やはりここでも年齢により気を使うこともあるかと思います。
目的が「薬剤師免許取得」と明確ですから、
周りのことは気にせず目的に向けて努力してしていけば、
卒業を迎える時には遊んでいた現役生よりも、
しっかりとした薬学的知識を身に付けることができると思います。
社会人から薬学部を目指す人へ
薬学部を目指すにあたって動機が重要で、自分は薬剤師になって何がしたいのか?
そして薬剤師としてのビジョンを持てているのであれば、少し辛いと思うことがあっても
必ず成し遂げることができると思います。
単に「年収が良さそう」とか「安定しそう」といった理由では、
乗り越えられないかもしれません。
薬剤師の給料も将来性も今は多様化して来ています。
職場の人間関係も様々です。
6年間の時間と1200万円をかけて得るだけの価値をあなたが見出せなければ、
他の可能性を考えてみるのもいいかもしれません。
最後にまとめ
薬学部合格までは割とすんなりいけるのではないでしょうか?
大学生活6年間はその人にもよりますが、楽でもないし大変です。
簡単なことではないです。
自分は大丈夫と思っていても、その他の学生の雰囲気、考え方に影響されることもあります。
目立ってしまうこともあると思います。
あなたはそれでもやれますか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
私も社会人を経験してから薬学部に入学しました。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
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